アミノ酸とは、

私達人間は20種類のアミノ酸で出来ています。
人間の細胞はおよそ37兆個あると言われています。
その細胞の1つ1つにはDNAがあり、DNAの遺伝子情報(塩基配列)により、20種類のアミノ酸が並んで、タンパク質を合成します。

これを新陳代謝(ターンオーバー)と言います。

食べたものを胃や腸で消化、分解をし、体内では作ることが出来ない必須アミノ酸を小腸から取り込まなくてはなりません。
取り込まれたアミノ酸は肝臓で、非必須アミノ酸11種類を産生し、私達の身体の約10万種類のタンパク質を作っています。

アミノ酸がさまざまな組み合わせで一定の順番に並び、鎖状につながります。
このアミノ酸の鎖が折りたたまれ、固有の立体構造をとり、体を構成するタンパク質となります。

皮膚や髪、筋肉など、性質や働きが異なるのは、それらを構成するタンパク質のアミノ酸の順番や組み合わせの違いによる、タンパク質の形の違いなのです。

つまり、アミノ酸は私達の体を作っている1番小さな材料なのです。

食物の栄養価の低下や消化機能の衰え、肝臓の働きの低下により、アミノ酸が足りなくなっている事が分かってきています。

アミノ酸の動画です